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『ドラえもん のび太と鉄人兵団』(ドラえもん のびたとてつじんへいだん)は、月刊コロコロコミック1985年8月号から1986年1月号に掲載された「大長編ドラえもんシリーズ」の漫画作品、およびそれを元に1986年3月15日に公開されたドラえもん映画作品。大長編・映画ともにシリーズ第7作。 同時上映は『オバケのQ太郎 とびだせ! バケバケ大作戦』『プロゴルファー猿 スーパーGOLFワールドへの挑戦!!』。 また、2011年に本作のリメイク作品である、『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』が公開された。 == 概要 == ロボット惑星メカトピアから地球侵略にやってきた鉄人兵団と、ドラえもんとのび太達の戦いを描いた作品。作者である藤子・F・不二雄が「ドラえもんの映画史上最強の敵」(1991年7月執筆当時)と語る〔公式サイト内インタビュー 〕メカトピア星鉄人兵団による地球侵攻作戦は、地球人の総奴隷化を目的とした『ドラえもん』作品中でも特に熾烈なものである。 映画化7周年記念作品として製作され、これまでの「のび太の-」だったタイトルから「のび太と-」が初めて採用された作品である。予告では、何度かの爆撃音の後、「今度の映画は、何が何だかとにかくすごいぞ」というセリフが流れる。 本作では、基本的にしずかは怪我をした鉄人兵団側の少女ロボット・リルルの介抱に専念し、鉄人兵団と戦闘するドラえもんやのび太ら他の4人とは別行動をとっている。大長編の中では最もしずかの出番が多く、しずかとリルルとの友情も今作の見どころの一つでもある。リルルの別れるシーンにおいても彼女のみが立ち会っている。 また、原作者が何度も加筆修正した作品であり、連載当初と単行本の終わり方が異なっている。連載当初は鏡面世界から戻ってきたところで終わっているが、単行本ではドラえもんたちが戻ってきたシーンはカットされ、後日談が加筆された。なお、この後日談のラスト3ページ分は、単行本発刊(1987年2月)前に、本作が再掲載された「別冊コロコロコミックスペシャル9号」(1986年4月発行)の時点で既に加筆されていた。他にも、のび太がスネ夫に自分は巨大ロボットを持っていると言い放つシーンが冒頭から中盤(映画も同様)に変更されている(初期の中盤ではミクロスがのび太の部屋に果たし状を置いている)。服装は、原作が長袖なのに対し、映画版(新旧共に)は半袖となっている。 テレビ朝日版で2回目の絵柄が変わった後の最初の作品である。 今では定番となっている、オープニングに入る直前ののび太の叫び声「ドラえも〜ん」が初めて採用された作品。ただ、声は比較的小声である。 映画版では、のび太たちが警察などに協力を依頼して相手にされないシーンの後には、「この映画を見ている人以外は、無理だよ」という観客にいきなり語りかけるメタフィクショナルな場面がある。 映画館で赤と青の3Dメガネが配られた、これは同時上映の『オバケのQ太郎』を見るためである。なお、公開当時は本作品の上映後に『のび太の大魔境』と『忍者ハットリくん』のビデオ紹介が上映されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラえもん のび太と鉄人兵団」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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